歴史と風情が息づく亀岡市河原林町に佇む、全国的にも貴重な「妻入り摂丹型古民家」。
東南角地に位置し、南向きの庭園が陽光を受けて四季折々の表情を見せてくれます。
本物件は、古民家特有の空間的価値を活かしながら、丁寧な改修工事により本来の姿を美しく再生。
水廻り設備も一新され、快適な暮らしを支えます。複数台の駐車スペースも確保されており、
住居としてはもちろん、別荘やカフェ兼宿泊施設としてもご検討いただけます。
敷地を囲む野面積みの石垣と低めの土塀が地域性を映し出し、植栽による垣根が目隠しと通風を両立。
内部は風通しが良く、心地よい空気が流れます。
建物内部には、大黒柱と地松の大梁による堅牢な木組み、煤の残る梁など伝統資財としての価値が随所に。
浅黄の玄関、卵漆喰の土間、漆喰仕上げの台所、中塗りの納戸、繊維壁の座敷など、多彩な土壁が職人
の技と時の流れを感じさせ、空間に深みを与えています。
改修に際しても木構造を一切変更せず、丁寧に住み継がれてきたことが伝わる佇まい。
黒漆喰磨きのおくどさんやタイル貼りの流し台も、当時の繁栄を物語る希少な意匠です。
既存集落まちづくり区域内に位置するため、建替や兼用住宅としての利用も可能。
文化と暮らしが調和するこの古民家で、新たな物語を紡いでみませんか。